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レゴ購入の手引き

この手引について

初めてのレゴを安心して買うために、知っておくと良いことをまとめました。

他のブロックと比べて価格が高い、耐久性や品質について知りたい、どこで買うのが良いのかわからない、ほしい商品の価格が高すぎる……などの疑問がある人は、ぜひチェックしてください。

レゴの探し方について

テーマから探す

レゴのセットにはいろいろなテーマ(シリーズのような1連のラインナップ)があります。そしてテーマごとにターゲットとなるユーザーが異なります。

小さい男の子向けの「ニンジャゴー」、女の子向けの「フレンズ」、有名建築物を再現した「アーキテクチャ」、ハリーポッターやマインクラフトなどのコラボテーマもあります。

最初にテーマを選んで、次にテーマの中からセットを選ぶのがおすすめです。

レゴのテーマ一覧

値段から探す

セットの値段は基本的にそのセットに入っているパーツの量に比例します。つまり、価格の安いもののほうがパーツ数が少ないわけです。(例外はたくさんありますが……)

ですので、なるべく簡単なものからスタートしたい人、たとえば「お子さんに買ってあげたいけど遊んでくれるかわからない」という場合、だいたい1000円から3000円くらいのセットを選ぶのがベターです。

対象年齢から探す

同じテーマや価格帯であっても、対象年齢が異なる場合があります。レゴの対象年齢はセットの組み立て難易度やパーツの量などで設定されていて、かなり信頼できる情報です。

16歳以上向けのレゴは、大人でも一苦労する難易度です。逆に5歳以上に設定されているセットは、大きなパーツに小さなパーツを取り付けるだけで完成するなど組み立ても簡単になっています。

手に入るものから選ぶ

Amazon やレゴ公式のインターネット通販を利用すれば、最近のセットなら概ね手に入ります。しかし、古いセットはプレミア価格になっていることも多く、慣れていないと妥当な値段かどうか判断がつかない場合があります。

インターネットでの購入に少しでも不安があるなら、現物を手にとって購入するのが一番です。近所のトイザらスやその他の量販店に行って、そこにあるものの中から気に入ったものを選びましょう。

現物を購入すれば、すぐに開けて楽しめるというメリットもあります。

レゴのクオリティについて

はじめに大事なことなので書いておきますが、レゴの値段は他のブロックトイと比較すると割高です。割高っていうか普通に高いです。

わたしは子供の頃に買ってもらえなかったセットがたくさんあるのでおとなになった今けっこうレゴがほしくなりますが、値段を見て「やめとくか……」と思ってしまうことも多いです。

それでもレゴはその値段に見合う品質があるため、レゴ以外のブロックトイをほしいと思うことはありません。

数年前のブロックでも普通に使える

レゴはめちゃくちゃ丈夫です。普通の使い方なら400年ほど耐えるという情報も出てきます(1次ソースは見つけられませんでしたが……)。親が遊んでいたレゴブロックを、子供が受け継いで遊ぶ、なんてことはレゴの世界だと当たり前の光景です。

レゴは「どうやってレゴブロックを子供の代に受け継いでいくか」という課題に真剣に取り組んでいます。これには、ブロックの材料を石油由来の樹脂から植物性の樹脂に転換することで、環境負荷を低減するといったことも含まれます。

Environment - Sustainability -レゴ.com JP

子供に買い与えるときも、自分で購入するときも、長い間遊ぶことができるというのは非常に魅力的です。私は子供の頃に買ってもらったレゴはすでに手放してしまいしたが、最初に買ってもらってから6〜7年くらいは遊び続けていました。

互換品の質は悪い

買ったことはないですが……。レゴブロックの規格はかなり深く考えて作られているんですが、寸法を合わせればコピーは可能なため、互換品が多く出回っています。

こうした互換品はレゴより安かったり、あるいはレゴにはない変わった形のパーツが製造されていたりします。そういった点を評価して互換品を購入する人もいるようですが、私は全くおすすめしません。

結局のところ、精度ではレゴに勝てないのが実情のようです。精度の悪いブロックはうまく組み立てられなかったり、小さな狂いが積み重なって大きな作品が作れなかったりします。

レゴの値段と商品ラインナップについて

廃盤とプレミア価格

レゴのセットは2年から3年で廃盤になり、新規生産が終了します。人気のある廃盤セットの未開封品は、プレミア価格がつけられインターネット上でも取引されるようになります。

初心者のうちはそういったプレミア価格のセットには手を出さないことをおすすめします。純粋にパーツ単価が高くなります。どうしてもそのセットがほしいというわけでないなら、他のセットを購入したほうがお得です。

インターネットで購入する際は、先に公式サイトで正規の値段をよく調べてください。もちろんレゴ道でも公式価格を表示しています。