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「多肉植物 #10309」の画像
© The LEGO Group. from LEGO.com

多肉植物

Succulents
製品番号
#10309
テーマ
Icons
パーツ数
771ピース
年齢
18+
参考価格
¥6,28
発売時期
2022/05

多肉植物を再現した大人向けの美しいセット

葉に水分を蓄える性質を持つ多肉質の植物をモデルにしたセットで、ボタニカル・コレクションの1つです。再現されている植物は9種類。どれも実在する品種を再現しています。

パーツの袋は3つ、それぞれ多肉植物3つずつにパーツが分かれていて、組み立て説明書も3冊です。

Icons のセットですから難易度は高いのですが、自分でバランスを調整する箇所も多く、組み立て甲斐があると思います。

それぞれの品種は?

多肉植物に詳しくないと(そして詳しくても)パット見ですべての品種を識別するのは難しいので、リストにしました。一応、組み立て説明書にはそれぞれの簡単な解説が書かれています(英語)。

  • オレンジ・モンロー、ラベンダー、ハムシーはすべてエケベリアの品種です。エケベリアはものすごく種類が多い多肉植物で、愛好している人もたくさんいます。
  • ハムシーは組み立て説明書には Red Echeveria(レッド・エケベリア)と紹介されています。赤いエケベリアはたくさんありますが、最も代表的なのがハムシーです。
  • クラッスラは星型の硬い葉が縦方向に連なる多肉植物で、これもたくさんの品種があります。組み立て説明書には特に名前が乗っていなかったのですが、形から判断するとおそらくクラッスラを再現しているのだと思われます。
  • ムーン・カクタスはサボテンの一種で、和名で「緋牡丹(ひぼたん)」と名付けられています。園芸店でよく見る品種なので、詳しくない人でもピンとくるかもしれません。

自作も可能

土台のパーツは共通しているので、同じ土台を使えばオリジナルの多肉植物を作って一緒にディスプレイすることもできそうです。完成度が高いのでなかなか難しい挑戦になりそうですが、やりがいはあると思います。

珍しい形状のパーツをこれでもかというくらい使っているので、やはり表現が難しいのでしょうか。既存のブロックだけでオリジナルの多肉植物を組み立てるのは、かなりの技術を必要としそうです。

9種のうち3種がエケベリアですが、それぞれの造形は全然違うのは参考になりますね。

現実には存在しない植物を作ってみるのも面白いかもしれません。

ディスプレイに最適

1つ1つをディスプレイすることはもちろん、土台部分をジョイントしてまとめてディスプレイすることもできます。赤い軸パーツがセットになっていて、土台同士を接続することができるようになっています。