bricknotes.js

「深海生物 #31088」の画像
© The LEGO Group. from LEGO.com

深海生物

Deep Sea Creatures
製品番号
#31088
テーマ
クリエイター 3in1
パーツ数
230ピース
年齢
7+
参考価格
¥2,000〜¥2,500
発売時期
2019/01

ダークブルーが美しい深海生物の 3in1 セット

クリエイター3in1はテーマカラーがあるものが多いですが、「深海生物 #31088」はダークブルーがたくさん使われているセットです。

テーマは深海生物。サメ、ダイオウイカ、チョウチンアンコウに組み替えることができます。差し色として使われている赤いブロックで、カニやかわいい魚を作ることもできます。

パーツの袋に番号は割り振られていませんが、パーツ数も多くないので組み立てに戸惑うことはないと思います。レゴ®初心者にもおすすめです!

パターン1:サメ

© The LEGO Group. from LEGO.com

パッケージになっているのがサメの組み立てパターンです。一緒に深海の宝箱とカニを作ることができます。

サメは牙があり、黄色いクリアパーツで表現された目が感情を感じさせない印象ですごく迫力があります。胴体が2箇所折れ曲がるようになっていて、ヒレ、背ビレ、アゴも動きます。

目の部分だけ解体が少し面倒な作りになっているので、そこだけが注意点でしょうか。私は手持ちの棒パーツを使って解体しましたが、素手だとどうやるんだろうな……。この目の部分だけは評価が低いです。

パターン2:ダイオウイカ

© The LEGO Group. from LEGO.com

「ダイオウイカ」と書いてますが、深海生物で巨大なイカといえば一般にはダイオウイカ、という意味でそう解釈しています。公式には単に「Squid(イカ)」です。

こちらは組み立てるとけっこうパーツが余る作りになっていますので、余ったパーツでなにか作ってみると面白いかもしれません。サメと違って目に表情があるのがかわいいです。

組み立て難易度も低く、解体難易度も低そうです。

パターン3:チョウチンアンコウ

© The LEGO Group. from LEGO.com

チョウチンアンコウは深海に住むアンコウの一種で、頭に長い突起をもち、先端から発光液を噴出します。英語の「Angler Fish」は広くアンコウを指すようですが、頭部の形状からしてモチーフはチョウチンアンコウと考えた良さそうです。

アゴとチョウチンの部分、それからヒレと尻尾が動きます。……実は目の部分も動くのですが、組み立て方の都合で動くようになっているだけで、チョウチンアンコウの目がぐりぐり動くというわけではない気がします。

一緒に作る魚が小さくてかわいいです。この魚、目だけほかからもってくればイカと一緒に作れるんじゃない?と思ったけど、だめでした。

パターン4:クジラ

組み換えパターンの4つ目、クジラとタコ
組み換えパターンの4つ目、クジラとタコ
powered by Studio 2.0

じつはこのセット、4つ目のパターンがあります。インターネットでダウンロードできる組立説明書で「クジラ」を作ることができるのです。

サメと似ていますが、比べると目の印象やシルエットが全然違いますね。サメとクジラだとクジラのほうがもちろん生き物としては大きいのですが、このクジラはサメより小さく仕上がります。サメもクジラも大きさはいろいろなので、これはこれでいいと思いますが、大きなクジラにも挑戦してみたいですね。

一緒に作るタコは赤ブロックを基調としているのですが、深海で赤いタコといえばコウモリダコなので、勝手にコウモリダコだと思っています。

複数入手もおすすめ

「深海生物 #31088」はまだ廃盤にはなっていないのですが、日本のショップだと手に入らないようです。トイザらスや Amazon で入手できます。

価格も控えめで、組み換えしやすいパーツが揃っているので、複数入手もおすすめです。それぞれ組み立てるのも、2箱や3箱を一緒にしてより大きな作品を考えるのも楽しいセットだと思います。

なめらかに泳ぐサメ

カスタムビルド by JK Brickworks

サメを改造して、優雅に泳ぐディスプレイにしています。テクニック系のパーツ(クランクが要のようです)を使って動きのメカニズムを作り、またサメの可動部のパーツを入れ替えることでスムーズに動作するようになっています。

JK Brickworks は Jason Allemann さんと Kristal さんの二人組で活動しているビルダーです。YouTube には素晴らしい作品がたくさんアップロードされているので、ぜひチェックしてみてください。