bricknotes.js

「春節のかざり #80110」の画像
© The LEGO Group. from LEGO.com

春節のかざり

Lunar New Year Display
製品番号
#80110
パーツ数
872ピース
年齢
8+
参考価格
¥10,980
発売時期
2023/01

中国の春節をテーマにしたディスプレイに最適なセット

「春節のかざり #80110」は中国の春節をテーマにした、ディスプレイ向けのセットです。2人で別々に組み立てられるようになっているため、家族で一緒に作ることもできます。

このセットは2023年1月に発売されるため、組み立て説明書などは公開されていません。公式ストアの流通限定品ではないようなので、おもちゃ屋さんなどで手に入る可能性があります。

対象年齢も低めでかわったパーツも多く、何よりディティールの完成度が非常に高いのでディスプレイしてもかなり満足度が高そうです。

そもそも春節って?

日本では1月のイベントといえばお正月と、それからセンター試験でしょうか? 春節にはあまり馴染みがありませんね。私も最近まで知りませんでした。

春節は中国……というより、漢民族の伝統的な行事です。中国における旧暦の正月で、2023年は1月22日が春節となるそうです。

詳しい内容は Wikipedia に譲りますが、日本のお正月と行事の性質そのものは変わらないような印象があります。ただ、日本のお正月で飾るようなものとはぜんぜん違うものを飾るみたいですね。

招財進寶の飾り

© The LEGO Group. from LEGO.com

「招財進寶(しょうざいしんぽう)」は、お金や財産を招き入れる、という意味だそうです。よく使われる演技のいい言葉の1つみたいですね。

一見すると特殊なパーツが多そうですが、実は2つある雲のパーツ以外はよくあるパーツで構成されています。金色パーツが多いのが、縁起ものの飾りという趣きでいいですね。

錦鯉が2匹、金色の元宝(馬蹄銀)という昔の中国のお金が2個、それからお年玉の袋が2個ついています。文字のパーツはよく見ると3x3の円形タイルパーツなので、けっこう珍しいですね。

とくに錦鯉がよくできていると思いました。色を調整すれば錦鯉だけ作ることもできそうですね。

ちなみに、雲のパーツはモンキーキッドシリーズでも使われているみたいです。

花開富貴の飾り

© The LEGO Group. from LEGO.com

「花開富貴(かかいふき)」は、これまでの苦労や努力が花開き、それによって地位や財産を得るという意味だそうです。調べて初めて知りましたが、同じ名前のお茶があるそうです。

こちらもよく見ると特殊なパーツは少なくて、ほとんどは既存のパーツの組み合わせでできていますね。

ピンク色の花は牡丹のようです。大きな牡丹に使われているパーツは4スタッドの貝殻パーツ(Scallop Shell with 4 Studs)のようです。ボタニカル・コレクション風に組み替えても面白そうですね。